言語聴覚士や理学療法士、作業治療士などの医療業界へ転職するための専門知識(資格)を学習する専門学校【関西総合リハビリテーション専門学校】


KRC YOUR STORY

看護師と言語聴覚士 2つの資格を活かし、両者の架け橋になりたい

土肥里美さん 言語聴覚学科

土肥里美さん


私が言語聴覚士になったのは・・・

「看護師として常に悩んでいた問題を解決するために」
神戸にある看護専門学校を卒業後、看護師の資格をとり、介護老人保健施設に7年ほど勤めていました。日々、施設利用者の方々の体調管理・健康管理を行ううえで、大きな問題となっていたのが嚥下(えんげ)障害でした。高齢者にとって食べることは、栄養摂取はもちろん、生きる楽しみの一つでもあります。しかしながら、こぼしたりしてうまく食べられない、むせることに不安や緊張感を抱いてしまうといった理由で、本来、楽しいものであるはずの食事が苦痛となり、食欲さえもなくしておられる方が非常に多かったのです。そんな現状に頭を悩ませていたときに、言語聴覚士の資格を持つ女性が施設スタッフに加わりました。彼女が食べ物を咬む力、飲み込む力の低下した利用者に正しく物を咬み、飲み込む専門的な訓練をするのを見て、「これだ!」と思いました。看護師としてきちんと学んでおくべき必要な知識であると感じ、言語聴覚士の資格をとるべく専門学校に通うことを決意しました。

社会人学生としての学校生活

「学生との交流でチーム医療の考え方が身につく」
関西総合リハビリテーション専門学校(以下KRC)で得た一番の財産は同じ道を志す"友人"です。入学当初は若い人達と一緒に勉強する現状にとまどいましたが、次第にそのパワーや明るさが勉強する励みへと変わっていきました。年齢も出身も様々な集団で学校生活を送る難しさを通して、信頼関係を結ぶ大切さを学びました。人間関係を良好に保つことは仕事を良好に進めていく上で重要なことなと、それは卒業後も常に心がけていました。
またKRCは臨床経験が豊富な先生方が多く、現場で働くうえで必要な知識や技術を徹底的に指導していただけます。私自身が介護老人保健施設で看護師として働いているときに感じていた理想と現実のギャップに対するジレンマを、現場の先生も同じように感じておられることもわかり、少し安心した記憶があります。そのときに教えていただいた「ひとりの力でできることには限りがあるが、助け合うことで解決できる」という言葉は、今も心の大きな支えとなっています。

今後の展望を聞かせてください

「ブランクがあっても長く続けられる仕事だと思います」
摂食・嚥下障害の方には言語聴覚士だけでなく、医師をはじめ、管理栄養士、看護師、介護職員等、職員間で情報を共有し、チームでアプローチしていきます。看護師の資格に加え、言語聴覚士という新しい資格を取得し、違う仕事を経験することで、他職種のことで理解できたことがたくさんあります。両方の資格を持つチーム医療の一員として、他職種との潤滑油となり、力を合わせて、患者さんへのよりよいサービスの提供をしていきたいと思います。同じ看護師の人達に、言語聴覚士という資格に興味を持ってもらい、セラピストをPRする役目もぜひ果たしていきたいですね。現在は出産準備のために休業していますが、4月に無事出産を終えたら、病院への復職のお話もいただいています。ブランクからの社会復帰には不安もありますが、言語聴覚士という国家資格を誇りに思い、子育てと両立しながら、細やかな看護が出来るよう、頑張りたいと思います。

環境が変わること、学費や年齢的なこと、様々な不安はあると思いますが、本当にやりたいことは何か、それに対して今できることは何かを考え、強い意思で臨めば、必ず道は開けるはずです。医療の道を志して、このHPをご覧になられたことが何かの縁、もうすでに新しい道を歩き始めておられるのだと思いますよ。

キャリアアップストーリー

1998年

看護専門学校卒業後、病院に約1年勤務。介護老人保健施設に転職、働きながら看護師の資格を取得

2005年

きっかけ 看護師として働き始めて7年。看護するうえで、利用者の嚥下障害に常に悩んでいたとき、言語聴覚士が施設のスタッフに参加。その専門的な訓練を目の当たりにし、資格取得を決意する

2006年

充実 KRCへ入学。出来るだけ早く資格を取りたかったので短期集中の3年コースを選択。学校に通いながら週末は病院で働くという充実の毎日を過ごす

2009年

やりがい 言語聴覚士国家試験を受験し合格。神戸市内のケアハウスと総合病院にて言語聴覚士として、コミュニケーション障害・嚥下障害指導に従事、看護師仲間から言語聴覚士の資格について聞かれることも多く、仕事にやりがいを感じる。出産準備のため2010年12月末より休職するが出産後、復職予定